最近のニュースは、バイクでこけて入院してました。単純骨折だったのですが、
左手足を骨折してしまって、身動きできず、
このままでは餓死すると思い一晩考えて入院したのです。
バカな話しですが、バイクを買いに100kmの道のりを下取に出すバイクに乗って、
30km地点で轍(わだち)で転倒、バイクは値が下がるし、入院するはめにはなるし、
さんざんでした。
いまでも、左手を固定していたおかげで、リハビリに週一通っています。(TT)

ちょっと、その様子を、克明に文章にしました。

2年前に横浜(神奈川)に来て、車だけしかなく、バイクを買いに行きました。
福岡を出る時、泣く泣く、ホーネット250(好きだったんですけど)を売ってしまっておりました。
そこで、利便性を考えてスクータにしようと125ccクラスのバイクを探しはじめたのです。
しかし、保険の継続を考えて、250ccで安いバイクがないか、ネットで調べていました。
いろいろ調べて、出会ったのが、フォーサイト(250ccです)
これに乗って、買い物でもいけると思っておりました。
時がたつにつれ、ツーリングに行きたくなって、一人で400kmとか遠出するようになりました。
そのうち、またまたネットでツーリングクラブ(250cc主体)を見つけて入会したのです。
そこで、何度かツーリングに行っておりました。
しかし、何かが足らない・・・・
こんな日々が幾日、幾月とつづいたのです。
ふと、気付くと、バイクは雨ざらし、そして3年目に入ろうかというときでした。
強制保険が切れかかっている・・・・と思い近くのバイク屋にいったのです。
強制保険の更新を1年延ばしました。
そこで、バイクの低金利セールをやっていると聞いたのです。
ウーン、買い換えようと初めて気付いたのです。何か足らなかったものがだんだん、
頭の隅で分かってきました。
数日後、よくよく考えるとバイクのオイルを替えるのをわすれておりました。
バイクはあまり乗らなくて、途中で一回バッテリーが上がってしまい替えたことはあります。
近くの別の店でオイル交換してもらいました。店頭に並ぶ中古車。
そこには、VRX(ホンダのV型ツインのロードスタータイプ)とホーネット250がありました。
買いたさに、コンビニに行って中古バイク雑誌を買いました。見るたびに欲しくなる。
しかし、やはり、何かが足らない。
それは、気に入ったバイクはあるものの、ツーリングで高速走行するため、
シールド付きが欲しかったのでした。
スクータはシールドがついていますから、風には強い。
ホーネットだったら、カウルが無いからもろに風の影響がある。
中型免許しか持ってないので、カウル付きがほとんど無い。
ホーネットはタイヤが太くてこけにくい。どうしようか・・・・と悩む日々。
雑誌に目を通すこと、毎晩・・・・
そこで、一大決心をしたのでした。
で、教習所に免許を取りに行こうとなったわけ。
大型二輪をね。
安いところをさがすけど、なんか決心がつかない・・・
ネット、電話、FAXで手当たりほうだい探しまくった。
そして、決めた。
そこは、他のところより高かった。
なぜ?
電話対応が良く、親切に教えてくれた。いろいろと。
そして、そこに行くようになったんです。
正解でした。
すごく、教官も親切だし、あとで話し聞いたら、甘い・・・・
ストレートで取っちゃしました。
これが、悲劇のはじまり・・・・・
9月27日晴れて、朝早くから、車で試験場へ・・・・
とうとう、免許交付。
やったあ〜
喜んでおりました。
その日は平日だったので、会社に昼から出て皆様方々に自慢話・・・・
有頂天だった・・・・・
よーし、明日土曜なんで、バイクを下取に出して、大型バイク買うぞ〜〜。
数日前には、先方のバイク屋さんに既に電話(FAX併用)をかけて
、ローン金利、総額を聞いておりました。
しかし、雨・雨・雨。
バイクもっていけない。あきらめました。
では、次の日の日曜、朝早くから出て行こう。
実は、今居るところは神奈川県横浜市の上の方。バイク屋さんは直線距離で
60km真っ直ぐ南下して川崎から東京アクアラインを通って降りたらすぐにその店があります。
しかし、アクアラインは片道2400+アルファーの料金がいる。(ちなみに車なら3000円、
アクアラインはたった10kmの距離)あまりにも高すぎ!!往復したら5000円以上になるのです。
帰りだけ、アクアライン通って帰ろう。とおもったのでした。
もうひとつ、アクアラインを通りたくない理由がありました。
それは、去る3月某日春一番で突風が吹いていたところツーリングで通った経緯があります。
そのとき強風で、80km/Hのところを50km/Hで走っても、急に吹く突風(横風)で
、何度も倒れそうな状況でした。東京湾のど真ん中を走行しているのだから、恐ろしかった。
(今日はこの日の様に暴風がふくそうです【天気予報いまテレビで見ています】)
それで、陸地をぐり〜〜〜とまわって行こうと思いついたのでした。
距離にして100km。
九州で100kmって言ったら相当遠い。でも、首都圏では、感覚的にそんなに遠く感じないんです。
(不思議ですけど)
10:00に店に着くように、家を2時間半前、つまり、7:30頃下取に出すスクータで出発しました。
帰りはこのスクータを置いて帰ろうと思って最終RUNの予定でした。
順調でした。あの現場までは・・・
途中20km地点で朝早くから、ネズミ捕り。おっと、速度落とさなきゃ。
安全運転、安全運転。こう、自分に言い聞かせて、ゆっくり、とろとろと走っておりました。
だからこそ、油断があったのかもしれません。25km地点。道間違えた。
しかし復帰。この日、いつも千葉方面に行く道ではなく、湾岸道路というところを通っておりました。
その理由は、その沿線はディスニーランドがあるからです。
それに道は真っ直ぐ、途中轍(わだち)があることも知ってました。
東京都を抜けようとしておりました。道は、きれいに舗装されておりました。未だ轍はありません。
千葉県に入りました。轍が徐々に出てきました。(トラック多いですから)。
千葉に入って2km言ったところで悲劇が起こったのです。あまりにも、段差がある轍があったのです。
丁度、信号が赤になっており、60km/Hから40km/H程度に速度を落としておりました。
3車線あり真中を走行中、車も全然来てないから、左に寄って信号待ちしようと、
ウインカーを出して車線を終えようとした瞬間、跳ねたのです。ハンドルはききません。
その瞬間。かしゃ〜〜〜ん。顔の近くに道がありました。あいたたた。
(あとで轍を見に行ったら縁石程度の段差が100Mにわたっていました)
たち上がって、バイクを起こそうと思いました。こけて一番最初に頭に浮かんだのは、
バイクの査定が大幅に落ちる〜〜。ということでした。スクータは下取が高いから、傷入ると相当落ちる。
さて、手が上がらない。仕方ないから、ちょっと休もうと思いました。
バイクは倒れたまま。やっとうしろの車が追いついて(2台来た)、
「どうしたのか」と問い掛けられ、バイクを起こせない旨伝えると、起こして、道の端に寄せてくれました。
場所ですが、ディズニーランドに入る交差点(舞浜って言うところ)。
周りは、商店さへない、草ばかりのところ。どうしようと思っていたところ、
車の方が救急車を呼んでくれていました。
その時は打撲だけと思っていたので、大げさ〜〜とおもいつつ、
好意で呼んでくれるんで、まあ、病院へ行こうとおもっておりました。
やはり、手はあがりません。歩けました。
救急車が15分くらいして到着。救急車には自力で歩いて乗りました。
ウ〜〜〜〜ウ〜〜〜〜
サイレンとともに、救急病院(市川市行徳ってところ)へ。すぐに治療室へ、そしてレントゲン室へ。
治療室へ戻って、医者が、開口一番手足折れてるよ。あっさり。呆然と立ち尽くす。
(折れてるから立てないか・・・)
で、左足にギブス、左手は包帯ぐるぐる巻きされ固定。
なんとも哀れな姿になってしましました。
そのあと、神奈川に住む友人に千葉まで迎えにきてもらうこととなりました。
2時間くらいしてやっと来てもらった。
その間、車椅子に乗って、玄関口でタバコばかり吸っていました。
痛み?ほとんどなかったなあ。だから折れていることが不思議だった。
2人で来てもらって、一人はバイクの搬送。バイクは、傷はついているものの、操縦できないほどではなく。
高速で車・バイクで家まで帰ってきました。
家は3階、2人に抱きかかえられ、部屋の中に・・・・(これはさすがに痛かった)
その後、別の知り合いに夜飯作ってきてもらってそれを食べ、イスに坐ったまま、
何も出来ずに夜を過ごした。たった数十センチ移動するのも生汗が出るくらい苦労した。
トイレさへも遠い、ケンケンもできない。すり足でトイレに行った。段差があるので、相当つらかった。
救急病院が千葉でそこに入院できないため紹介状を書いてもらい、帰宅したのだった。
近くの病院を友人に探してもらった。
やっと近くに入院施設完備の病院を見つけ、電話をかけるが、日曜でもたったため、
応急処置しか出来ない。
明日来てくださいとの冷たい言葉・・・・。応急処置は既にしている。仕方なく、
一夜を家で過ごすこととなった。
夜が明けました。
腹減った・・・・
仕事にもいけない。動けない。何とか横にはなれたけど、立つ事・坐ること、つらい。
昨日、友人は皆帰ってしまった。(あたりまえだけど)
昼過ぎまで、ずーと、じっとしていた。
仕方ない、昨日電話をかけた病院にもう一度電話していよう。昼過ぎだった。
もし、このままだと餓死してしまう(笑)と思った。
病院に電話すると、院長からじきじきに電話に出られ、今から来なさいって言われた。
え〜〜〜どうしていけんだよ!!と心の中でつぶやいた。
救急車を呼びなさい・・・・
又、救急車?・・・・仕方ない・・・・呼ぼう。
う〜〜んここら変の心の葛藤皆さんにはわかります?
そして、119へ電話。
事情を話して来てもらうことに。
私→「すみません、恥ずかしいから、サイレンは鳴らさないで来て頂けませんか?」
消防署係員→「ダメです。決まりですから」
恥ずかしいけど仕方なかった。
数分して、けたたましいサイレンの音、ああ私のために・・・
この時間は私が救急車を専用するのか・・・
もっと具合の悪い人が電話かけていたら、そのために手遅れになる人が居たら・・・なんて、
変なことばかり考えていたら、到着。玄関はカギかけてなかったから、
すぐさま担架で運び出された。数分乗って、病院へ。
すぐさま、治療室へ、再度、左手だけ包帯巻きなおし、そして、胸バンドで固定。
「入院希望」ですからすぐ病室へ・・・
別に入院希望じゃないんだけど、仕方なく餓死するから入院するんだけどと思いつつも、
病室のベッドに横たわった。
朝から何も食べてないと院長に言っていたので、昼は過ぎていたのにもかかわらず、
食事が出てきた。
病院食はまずいというけど、このときばかりはうまかった。
それで、入院生活がはじまったのです。
数週間経ちました。家に一時帰宅が許されたときのことです。留守電に電話が入っていました。
な、な、なんと、バイク屋さんからです。来ると行っておいたので、電話お要れてくれていたのです。
電話をかけ事情を話すと、早速、バイクの商談になりました。それで、
注文依頼書を病院宛に送ってもらうようにしました。
数日後、依頼書が来て、即座に書いて返送。これで、バイクを買うことが出来ました。
商談の中で、退院後すぐに乗れないので、登録を退院後、納車も少しずらしてもらうようにしました。
リハビリは入院4週間目から始めました。
足は、ギブスをつけたまま歩く練習のみで別段、リハビリをやったわけではありません。
手を固定していたため、手のリハビリだけとなりました。リハビリ当初は、
手をブラーンと下げて少し回す程度、関節がゴキゴキいってました。痛かったけど・・・
それから2週間経ちました。退院です。
リハビリはまだまだ続きます、いまだ入院中からずーっとしてますが、完全ではありません。
骨折した個所は今では何にもないのですが、腕を固定していたおかげで、
本当に四十肩状態が続いています。
でも、もう少し。ほとんど健常者です。
右手も同じ様に痛いんだけど。
羽交い絞めポーズも限界以上にゴリゴリやられています。これって、なおっているんじゃない?
しかし、手を頭の上に伸ばすと痛みが取れていませんし、
連続で上げたり下げたりすると未だつらいです。筋肉が落ちているからでしょうね。
今日も、リハビリ行ってきました。毎週土曜日だけですが・・・・
あと数回で完了のつもりです。あれから、半年近くになりますが・・・・
事故って起こすもんじゃないですね。
階段、雪道、不意に手をつくetc、皆さん気をつけてください。

終わり

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